| ナレッジ
Miniflu.com へ
Miniflu

見つかる、使える、広がる。ビジネスナレッジ。

マーケティング、業務改善、AI活用など、現場で役立つ情報をわかりやすく発信。

インフルエンサーマーケティング > 成功事例

インフルエンサーマーケティング成功事例|予算5万円で新規客を14倍にした個人店の実践例【飲食店・小売向け】

インフルエンサーマーケティング成功事例|予算5万円で新規客を14倍にした個人店の実践例【飲食店・小売向け】

「インフルエンサーマーケティングって、大手企業がやるものでは?」「予算が少ないと無理では?」——この記事では、横浜の小さなベーカリーが予算5万円から始め、3ヶ月で新規客を月5人→112人(約14倍)に伸ばした実例を、具体的な数字と手順とともに解説します。

個人店・中小企業の方が再現できるよう、インフルエンサーの選び方から費用内訳・効果測定まで網羅しています。

1. 事例の概要と結果サマリー

対象店舗の基本情報

  • 業種: ベーカリー(個人経営)
  • 所在地: 横浜市青葉区
  • 営業歴: 12年
  • 施策開始時の月商: 35万円
  • SNS経験: ほぼゼロ(Instagram未投稿)

3ヶ月間の主な成果

指標施策前3ヶ月後変化
新規客数(月)5〜8人112人約14倍
月商35万円74万円約2.1倍
Instagramフォロワー12人2,800人約233倍
総投資額48,000円

投資対効果(概算): 月商増加分39万円 ÷ 投資額4.8万円 = ROI約800%

2. 取り組み前の状況と課題

SNSへの苦手意識と売上の低迷

施策開始前、オーナーのスマホ活用はLINEと写真撮影のみ。Instagramは「見たことはあるが投稿したことがない」という状況でした。

「インスタって、若い人がキラキラした写真を投稿するものでしょ。私みたいな店が投稿しても誰も見ない」——これが当初の認識でした。

一方、売上は年々下降していました。

年度月商
2020年45万円
2021年42万円
2022年38万円
2023年35万円

新規客は月5〜8人ほどで、そのほとんどが「たまたま通りかかった人」。常連客への依存度が高く、売上の下降に歯止めがかかっていませんでした。

課題の整理

  • 立地が住宅街の路地にあり、通りがかりによる自然流入が少ない
  • チラシなど従来の集客手法は費用対効果が低い
  • SNS運用を自力でやる時間的・技術的なハードルが高い

3. インフルエンサー選定の方法と基準

「フォロワー数より地域性」を優先した理由

インフルエンサー選定で重視したのは「フォロワー数の多さ」ではなく「居住エリアの一致」でした。

「遠くの人に紹介されても、来店できない。地元の人が見てくれないと意味がない」

この考え方は、インフルエンサーマーケティングの費用対効果を最大化する上で非常に重要なポイントです。フォロワーが10万人いても、大半が別地域の人であれば、来店につながる可能性は低くなります。

選定に使った基準

AIマッチングツール(Miniflu)を使い、以下の4点を軸に候補を絞りました。

  1. 居住地: 横浜市青葉区内または近隣
  2. 投稿ジャンル: カフェ・パン屋・地元グルメ
  3. フォロワー属性: 地元在住の30〜40代ファミリー層が中心
  4. エンゲージメント率: いいね・コメントが多い

選定したインフルエンサーの概要

  • フォロワー数: 1.7万人
  • 属性: 30代ママ、青葉区在住
  • 投稿内容: 地元のカフェ・パン屋巡り
  • AIマッチングスコア: 87点(100点満点)

フォロワー規模はマイクロインフルエンサー(1万〜10万人)の中でも小さめですが、フォロワーの多くが地元在住という点が決め手になりました。

4. 予算5万円の具体的な内訳

総額48,000円の使い道

項目金額
インフルエンサーへの報酬30,000円
商品提供(パン10個セット×2回)8,000円
Minifluレポート費用850円
予備費9,150円
合計48,000円

ポイント:現金報酬+商品提供の組み合わせ

報酬を現金一本にするのではなく、商品を実際に体験してもらうための現物提供を組み合わせたことが、投稿のリアリティにつながりました。インフルエンサー本人が実際に食べた感想として投稿されたため、フォロワーへの説得力が増しました。

チラシと比較した場合のコスト

A4チラシのポスティング(5,000部)の場合、印刷費+配布費で4〜6万円程度かかることが多く、反響率は一般的に0.1〜0.3%(5〜15件)とされています。今回の施策では同等の予算でその数倍の来客効果が得られました。

5. 施策実施後に起きた変化

投稿当日の反応

インフルエンサーが平日14時に投稿。投稿から数時間で300件以上のいいねが集まり、フォロワーからのコメントやDMが相次ぎました。

投稿のポイントは以下の3点です。

  • 写真: クロワッサンの断面・店内の様子・オーナーとのツーショット
  • テキスト: 「毎朝4時から焼いている」という一次情報を盛り込んだ体験レポート形式
  • ハッシュタグ: #横浜パン #青葉区グルメ など地域密着型のタグを使用

投稿3日後:週末の来店状況

開店30分前から見たことのない行列が発生。来店客の多くが「インスタを見て来た」と話し、看板商品のクロワッサンは開店1時間で完売。他のパンも午前中にほぼ売り切れました。

副次的な効果

  • Instagramフォロワーの急増: 投稿翌日だけで数百人が新規フォロー
  • DMでの問い合わせ増加: 「クロワッサンは何時から?」「予約できますか?」などの問い合わせが急増
  • 週末は予約制へ移行: 対応しきれないほどの来客に対応するため、DMによる予約受付を導入

6. 3ヶ月間の数値推移

新規客数の推移

時期新規客数(月)
施策前5〜8人
1ヶ月目78人
2ヶ月目95人
3ヶ月目112人

月商の推移

時期月商
施策前35万円
1ヶ月目52万円(前比+49%)
2ヶ月目68万円(前比+94%)
3ヶ月目74万円(前比+111%)

注目すべき点:効果の持続性

インフルエンサーの投稿は削除されない限りSNS上に残り続けます。1回の投稿が3ヶ月後も新規来客につながり続けているのが、インターネット広告や折込チラシにはない大きな特徴です。

7. 成功した5つのポイント

ポイント1:地域密着のインフルエンサーを選んだ

フォロワー数より「来店可能エリアに住んでいるか」を優先。1.7万人のマイクロインフルエンサーでも、フォロワーが地元民中心であれば十分な来客効果が生まれます。

ポイント2:体験型の報酬設計にした

現金報酬だけでなく商品を実際に体験してもらうことで、「実際に食べた人の感想」として投稿される説得力が生まれました。

ポイント3:投稿内容に干渉しすぎなかった

「こう書いてください」という細かい指示はせず、インフルエンサー自身の言葉で紹介してもらいました。広告っぽさが消え、フォロワーへの信頼感が高まりました。

ポイント4:自店のSNSアカウントを事前に開設しておいた

インフルエンサーの投稿でフォロワーが自店アカウントに流入した際に、そのままフォローしてもらえる状態を作っておいたことが、フォロワー2,800人という結果につながりました。

ポイント5:小さく始めて改善した

1回の施策で完璧を求めず、反応を見ながら週末の予約制導入・DMの返信体制整備など運営面の改善を続けました。

8. 個人店がインフルエンサーマーケティングを始める手順

STEP1:自店のSNSアカウントを開設する

インフルエンサー施策と並行して、自店のInstagramアカウントを用意しておきます。インフルエンサーの投稿を見た人が自店をフォローできる状態が必須です。最低限の情報(営業時間・住所・アクセス)を記載したプロフィールを用意しましょう。

STEP2:地域・ジャンルに合うインフルエンサーを探す

手動検索の場合は、ターゲット地域の地名+業種(例:「青葉区 パン」「横浜 カフェ巡り」)でInstagramを検索します。AIマッチングツールを使う場合は、地域・ジャンル・フォロワー属性などを入力することで候補リストを効率よく絞り込めます。

チェックすべき指標

  • エンゲージメント率(いいね÷フォロワー数):3%以上が目安
  • フォロワーの居住地・年齢層(インサイト確認を依頼)
  • 過去の飲食・地元グルメ投稿の有無

STEP3:依頼と条件のすり合わせ

DMまたはメールで依頼します。最初の連絡は短く、以下の3点だけ伝えれば十分です。

  1. 店名と業種・所在地
  2. 依頼したい内容(来店して投稿してほしい)
  3. 報酬の概算(現金+商品提供など)

依頼時に決めておくべき事項: 投稿日時・投稿枚数・修正依頼の可否・著作権の扱い

STEP4:投稿後のフォローアップ

投稿後はDMの返信・コメントへの反応を欠かさず行います。来店者への声かけ(「インスタ見てきてくれましたか?」)で口コミ動線を強化し、継続施策につなげます。

9. まとめ・次のアクション

この事例のポイントを整理します。

  • 予算5万円以下でも、地元密着のマイクロインフルエンサー1名で十分な効果が出る
  • フォロワー数より「フォロワーの居住地・属性」がROIを左右する
  • 投稿内容に干渉しすぎないことが「広告っぽさ」をなくし信頼感を高める
  • 自店のSNSアカウントを事前に整備しておくことで効果が複利的に広がる
  • 1回の施策で完結させず、来客・フォロワー増加を次の施策に活かすサイクルを作る

「どのインフルエンサーを選べばいいかわからない」という場合は、フォロワー属性・居住地・エンゲージメント率をもとにAIが自動で相性を診断する Miniflu(ミニフル) をご活用ください。今回の事例でも使用されたツールです。初回登録で1,800クレジット無料・月額固定費ゼロでお試しいただけます

Minifluの詳細・無料トライアルはこちら

関連記事

監修・運営

Miniflu(ミニフル)編集部|
AIインフルエンサーマッチングサービス 公式サイト:https://miniflu.com/